■ TSSニュース【2009.12.28】

・台湾電力「安南〜府城161KV 線安南P/S 至運河S/S 段地下電纜線路統包工程」
シールドマシン到達!

・2009年8月8日、中華民国台南市の測量業務に向かうため、我が測量チームは日本を出発しました。 折からの台風に見舞われていた台北までは、なんとか無事に到着できたのですが、そのあとの台北から高雄までの飛行機が台風のため休航となってしまいました。 結局、航空会社が用意した振替バスに乗り込み、一路高雄空港へ向かうことになりました。 夜行バスでしたが、外の景色の異変には容易に気づきました。台湾南部の大洪水です。 日本のニュースでもホテルの建物が氾濫する川に倒壊するショッキングな映像が流れていました。 台湾では「八八水災」としてニュースで途切れることなく取り上げられていました。 川が氾濫で田畑や街中の道路も湖のように沈んでおりました。高速道路の高架からは、水没のためランプから下に出られないところもありました。 街路樹やバナナの木が倒れている道路を通り、冠水しているところを避けながら、やっとの思いで現場事務所に辿り着けましたが、現場周辺は事務所も含めて一体が停電になっていました。 シールドトンネル坑内も照明が点かず、懐中電灯だけでやらざるをえない状況でした。 空も暗くなった夕刻、測量が終えてトンネルから上ってきても事務所は停電で、ろうそくの火を照明代わりに測量の計算にかかることになりました。
そんな状況でも現場職員の皆様のご協力があって無事に予定作業を乗り切ることができました。
後日現場から「シールドマシン到達」の一報を頂いたときは感無量でした。

八八水災 八八水災 八八水災 八八水災
・道路ではバナナの木や街路樹が倒れていた。(上)
・空港では重いごみ箱も投げ飛ばされていた。(下)


海外測量業務は、第1回目の2004年8月、中華民国(台湾)台北縣新莊市(現.新北市新莊區)の地下鉄新荘線延伸工事でのジャイロ測量以来、 8年半で20回以上を数えます。(2013年3月1日現在) 台湾では台北市、高雄市、桃園縣大園郷、台南市、新竹縣湖口郷、新北市三重區、新竹市、 そしてシンガポールではジュロン島の現場からご用命をいただいております。 中でも台北市地下鉄新荘線は輔大駅まで、高雄市地下鉄の紅線と橘線が営業運転を開始しております。

高雄都會區大衆捷運系統紅線CR6工区